チニタは望来にある、ギャラリー&カフェ。札幌から車で石狩を過ぎて、厚田の手前、1時間ちょっとのところ。石狩を過ぎた辺りから、自然がパワーアップして、より生命力が溢れる感じになってくる。地図通りに道を曲がり、砂利道を進むと、「本当にここにあるのかな?」と思ったくらいに「待ってました。」と現れる。
理想的な場所のログハウス。
森の中にひとつ、大きなログハウスがありギャラリーもある。畑もあり、海も近い。ログハウスは、立派で内装も綺麗で、とても良い響きになっている。ディジュの音も木が共鳴し、建物全体に響くようだった。つまり、素晴らしい環境だ。
併設されているギャラリーもかわいい。
今回はソロでの演奏。台湾でのLIVEをしてから、より深く、自分の表現が出来るようになってきたので楽しみだった。
まず、ご挨拶代わりに 『Wild Waltz』でオープニング。「お〜」という歓声とともに、熱い拍手が嬉しい。
(以下写真・SAKIちゃん)
後ろの方までも生音でよく響く。
興味深々で聞いてくれ、楽器の説明と質問&動物の鳴き声クイズTime。
中2階のような場所もある室内。
2曲目はディジュ一本で深い即興演奏。これも去年台湾に行ったときにつかんだ演奏方法なんだよね。
ディジュの音に十分になじんでもらってから、3曲目は、みんなに楽器の小物を配り、手拍子とともに、音遊び。一番前に座っていた女の子(小2)が終わったあと「楽しかった〜!!」って、笑顔で伝えてくれたのが嬉しかった。
夢中で音遊び。
後半は、台湾のお寺での演奏できかっけができた、「内側の声を聞く」というテーマのゆっくりとした、長い即興演奏。だんだんと、皆の気持ちが落ち着いていき、音に浸かっていくのが、演奏していても分かる。僕も皆さんも頭がぼーっと、すごく、リラックスした状態の中で、最後は鍵盤ハーモニカで、岩手の大船渡で出来た曲を演奏して聞いてもらう。涙を流してくださっていた方がいた。
旅に行って、音楽をつかんで、日々の演奏でパワーアップさせて、旅先でまた喜んでもらって、新しい音楽をつかむ。これは良い循環なのかもしれない。
8月に台湾に行って、心の底から思ったことがある。それは音楽って「I LOVE YOU」の表現なんだってこと。YOUというのは、聞いてくれている一人一人全員。もっというならば、自分も含めた生きとし生けるものすべて。だから、僕のディジュの演奏も、本当はLOVE SONGと言えるのかもしれない。 「I LOVE YOU」の気持ちを、ディジュを通して、心の底から全身で表現している。
そう思って、演奏出来るようになってから自分のなかから、エゴや葛藤、打算や力みがなくなって来た。そして、より優しく聞いてくれる人の心の底に響く音が奏でられている気がする。「みんな愛してるよ〜!!」って、魂全体で表現できるって、とても幸せなことだと思うな。